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リーチャー ~正義のアウトロー~ S3 全8話 Reacher S3

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引用:PrimeVideo
リー・チャイルドの小説 「宿敵」に基づくストーリー。リーチャーは麻薬取締局の秘密連絡員を命の危機から救出するため、巨大な犯罪組織の暗部に突入する。そこで彼は秘密と暴力の世界を目の当たりにし、彼自身が過去にやり残したことに直面する。

以下、ネタバレ注意。

 

原作

宿敵(上) (講談社文庫)

原作は、リー・チャイルドの「宿敵」。
ジャック・リーチャー・シリーズの第7弾。
設定が少し違っている部分があるが、大筋は原作通りに作られている。
(リチャードの母親は亡くなっておらず、主要人物として登場している。)

 

ロケ地

第1話

St. Andrew's United Church
メイン州アボッツツヴィルと表示されるが、実際はカナダでの撮影。
冒頭のシーンで映る教会。
第1話後半で、DEAのダフィーと誘拐計画をたてながら歩くシーンでも映っている。

From Scratch Cafe Bistro
リーチャーが立ち寄ったレコード店
実際はカフェ。

 

Escarpment House
メイン州にあるザカリー・ベックの大邸宅は、カナダにある宿泊施設。
実際は海から離れた場所にある。

 

Rocket Bakery & Fresh Food前
スリをしようとする青年をたしなめるシーン。
その後に、リーチャーは死んだはずの宿敵クインを発見する。

 

第3話

Menzies House(ブライダル専門店)(以前はアンティークショップ)
タイムワープ玩具店として使われている店。
リチャードが、父の誕生日プレゼントを購入する。

 

Millbrook Home Hardware
リチャードが元同級生のいじめっ子3人組に絡まれるシーン。
店名の看板は変えられている。

 

The Peddler(ビストロ)
店の前のベンチで、リチャードがアイスを食べながら、リーチャーへ語るシーン。
父の車のキーを盗み、自宅のゲートをぶち破ってそのまま消えるのが夢だとと本音を漏らす。
店名は変えていないが、ビストロを消してカフェにしており、アイスクリームを売っている設定に変えている。

 

第5話

Memphis Fire Barbeque Company(カナダ)
ダフィーとヴィラヌエヴァが言い争いになるシーン。
店の看板はそのまま映っていた。



Cyprianna's Pizzeria
第5話の後半、リーチャーとダフィーの電話のシーンで映る店。
ドラマでは、“Dinky's Joe & go”というコーヒーショップだったが、実際はピザ屋さん。
このYoutube動画では、撮影のために店の外観が変わった様子が紹介されています。

 

第6話

ダフィとの待ち合わせ場所
ドラマでは、CLARK LANEという看板があるが、実際は無い。
ダフィとキスした後、リチャードがリーチャーを探しに現れ、そこに警官役として射殺したはずのヴィラヌエヴァが現れ、リチャードに嘘がばれてしまう。

 

 

 

 

ネタバレあらすじ

第1話 Persuader

メイン州の学生街にいたリーチャーは、誘拐されそうになっていた青年を助けるが、誤って警察官を撃ち、警察に追われることになる。
リーチャーが助けた青年は、リチャード・ベックといい、過去にも誘拐された経験があり、その際に片耳を切断されたと話す。
リチャードに切望され、リーチャーは彼を自宅まで送り届けることに。
父親のザカリー・ベックはリーチャーに感謝はするも、リーチャーを疑い、ロシアンルーレットをするよう迫る。
無事にロシアンルーレットをやりぬいたリーチャーだが、実は潜入捜査のためにリチャードに近づいたことが判明する。
リーチャーは、宿敵クイン(フランシス・エグゼビア・クイン)を見つけるため、麻薬取締局(DAE)のスーザン・ダフィーに協力し、ベック家に潜入。スーザンの指示でベック家へ潜入したテレサ・ダニエルズを探すが、彼女の姿はどこにもなかった。

 

第2話 Truckin'

リーチャーは、ダフィーにテレサに危険が迫っていることを伝える。
疑り深いザカリーは、リチャードの誘拐事件で押収された車を調べるようエンジェル・ドールに指示、リーチャーとともに保管場所へ向かう。
リーチャーは、誘拐事件が仕組まれたものだと気づかれる危険があるとダフィーに連絡し、ダフィーはナンバープレートをギリギリで付け替える。
カンの鋭いエンジェルは、ボディーガードの車にすぐに反応するが、ナンバープレートが違うことで納得し、帰ることに。
リーチャーは、ダフィーと共に、麻薬やテレサの遺体等を探すが、証拠は何も見つからず。
更に、エンジェルから怪しまれたリーチャーは、口封じのために彼を殺害する。

 

第3話 Number 2 with a Bullet

リーチャーは、エンジェルからのメッセージについてザカリーから追及される。
裏切り者がいると信じ込ませようとするが、うまくいかず。
エンジェルの死体を片付けるため、ダフィーに連絡し、真夜中にベック邸を抜け出しエンジェルの倉庫へ向かう。
タイミング悪くエンジェルと約束をしていた男らが現れ、仕方なく殺害。
ダフィーは、エンジェルのノートパソコンを持ち帰る。
翌日、リーチャーはリチャードの買い物に付き合うよう命じられる。
元同級生らに絡まれていたリチャードを救ったことをきっかけに、リチャードから父親のボスはジュリアス・マケイブだと打ち明けられる。
父親には実権は無く、マケイブという人物が2人の生活を全て牛耳っており、マケイブの息がかかった大学に進学させられたと話す。
誘拐事件の黒幕がマケイブであり、彼の部下のポーリーに死ぬほど殴られ。耳を切られたことを聞かされる。
リーチャーは帰宅後、ザカリーとデュークと共に小屋へ向かう。
ザカリーが車で待機したため、小屋の中でデュークに銃を向けテレサの居場所を問うが、デュークは答えず射殺する。
その後、銃撃戦があったように見せかけ、小屋を爆破。
8人の男に待ち伏せされたとザカリーに話し、証拠の銃を渡す。それはザカリーがエンジェルに渡した銃だった。
ついに、ザカリーはリーチャーの話を信じ、リーチャーを自分の右腕にすることを決める。

 

第4話 Dominique

ザカリーの信頼を得たリーチャーは、買い物に行くふりをして、ダフィーらのもとへ向かう。そこで、ザカリーのボスのジュリアス・マッケイブが、クインであることを知る。リーチャーは、ダフィーからクインとの過去について問いただされ、仕方なく話し始める。
ゴロウスキーが関与する事件の調査のため、ドミニク・コールという新しい部下がリーチャーのもとに配属されてきた。ゴロウスキーを逮捕し、彼がクインに脅迫され、国家機密を盗み出すようになったことを知る。リーチャーとコールは、クインの買い手の1人であるシリア人ビジネスマンのサフワン・カシムを捕まえ、クイン逮捕のために協力するよう強要する。言い逃れが出来ないよう証拠を集め、コールはクイン逮捕へ向かうが、クインはコールを誘拐。リーチャーはコールを助けに向かうが、すでに彼女は惨殺され、リーチャーは首を吊っている状態のコールを発見する。
リーチャーはクインを見つけ殺害し、クインは荒れた海に落ちた。しかし、実際はクインは生き延びていた。
翌日、リーチャーはサンドバックを打つリチャードに気づき、喧嘩の方法を教えはじめる。その最中、ザカリーからエンジェルのノートパソコンのGPSが確認出来たと知らされ、ノートパソコンを盗んだ奴らを殺害するよう命じられる。既に別の手下3人が、位置情報を頼りに向かっていた。リーチャーはダフィーに連絡するがつながらず、慌てて現場へ向かう。

 

第5話 Smackdown

※メイドのアネット役のCaitlin McNerneyさんのinstagramより

リーチャーは、ダフィーと連絡が取れないため、エリオットに連絡し、ダフィーがいる会社に直接電話をかけるよう指示。ダフィーが、エリオットから電話を受けた途端、銃撃戦に突入。リーチャーも到着し、ダフィーらの逃走を手助けする。
ダフィーらがいない間、モーテルに監禁中のザカリーのボディーガードが、見張り役のエリオットを殺害し逃走。リーチャーの計画で、ヴィラヌエヴァを囮にし、ボディーガードを殺害する。
リーチャーは帰宅後、ベック邸の料理人のアネットが、実はATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)の潜入捜査官だったと知らされる。アネットは、ポーリーに殺されていた。リーチャーは、ダフィーに連絡し、クインが麻薬ではなく銃器売買をしていると伝える。
翌朝、クインから呼び出されたザカリーとリーチャーは、銃器売買の拠点である工場に呼び出される。

 

第6話 Smoke on the Water

リーチャーは、ついにクイン(偽名:ジュリアス・マケイブ)と対面するが、クインは逆行性健忘症のためリーチャーのことを覚えておらず、リーチャーを使える男だと判断、信用する。
ダフィが行方を追っていたテリーサは、生きていることは判明するが、居場所は不明のまま。クインの客のもてなし係として、生かしているようだ。
さらに、取引相手のロシアンマフィアと会い、クインとロシアンマフィアの関係を知る。
リーチャーは、ダフィが現場で落としたバッジを渡すため、リチャードを誘い町に買い物に出かける。そこでリチャードは、リーチャーが射殺したはずの警官(役のヴィラヌエヴァ)と鉢合わせし、リーチャーがスパイだったことに気づく。
クインは、自分が捜査対象だと気づき、二―グリーの元にも殺し屋を送る。二―グリーは、瀕死の殺し屋から情報を聞き出し、リーチャーに連絡し、リーチャーはベック家から逃走する。クインの手下らに森の中まで追われるが、追手を殺し姿を消す。
その後、リーチャーとダフィは、テリーサが監禁されていた船に向かうが、既に彼女の姿は無かった。リーチャーは、まだ味方はいると言い、ロサンゼルスへ向かう。

 

第7話 L.A. Story

ダフィはリーチャーを連れ、テリーサの祖母を訪ねる。ダフィは身分を隠し、祖母と交流していた。リーチャーはテリーサ探しを優先させると考える。
二―グリーは、殺し屋を雇ったコストプロスを尋問し、ゼイヴィア・クインの指示かと確認する。その名を知っている生存者は2人だけだとコストプロスは驚く。5年前、シカゴにいた際、手助けをしたと話す。家族経営の輸入業者を乗っ取ったが、クインに歯向かい家族全員皆殺しにしていた。その後、メイン州ポートランドのビザール・バザール
を乗っ取っていた。今回も何か起きたらシカゴ同様、一家惨殺が起こると説明。
リーチャーとダフィーは、麻薬の売人ダリエン・プラドを脅し協力させ、取引に見せかけてザカリー・ベックを呼び出し、ザカリーと息子に危険が迫っていることを伝える。ザカリーからは、イエメンから武器の買い手が到着するという情報を得る。武器はテロリストに流れ、アメリカ国内での同時多発テロの可能性があると話すリーチャー。
ザカリーは息子のリチャードに謝罪し、二度と傷つけないと約束し、親子の絆が再び結ばれる。
ダフィとビジャヌエバは、リーチャーの反対を押し切りATFへ協力を要請するが、ATF主導での捜査になってしまう。
ザカリーがクインから聞いた取引情報は、偽情報だと判明。取引は、誕生日パーティーが行われる予定のザカリーの邸宅で行われていた。

 

第8話 Unfinished Business

※最終話 ネタバレ注意

クインの手下がATFチームを待ち伏せし、チームは全滅。リーチャーらが反撃し、ザカリーを救出。生き残ったクインの手下を利用し、ザカリーの邸宅へ忍び込む。
リーチャーはポーリーと一騎討ちとなり、最終的にマシンガンに仕掛けをし、ついにポーリーを殺害。
ダフィーは、薬漬けにされ朦朧としているテレサを救い、ビジャヌエバはザカリーの息子のリチャードを探しに向かう。
ザカリーの邸宅内で銃撃戦が発生、逃走中にリチャードはクインに捕まるが、ザカリーがクインに偽物の銃を向け、息子を助けようとする。しかし、ザカリーはクインに撃ち殺され、リチャードはその場にあった銃でクインに発砲し、クインは逃走。
クインは、屋敷の外でロシアンマフィアに捕まるが、リチャードと二―グリーは、お金と引き換えに、クインを引き渡すよう要求。お金を受け取ったロシアンマフィアは去っていく。
リーチャーは、クインに自分の部下のコールのことを思い出させた後、クインを射殺し、全てが終わる。
リーチャーは、「いつか車でゲートをぶち破ってそのまま消えたい」と語っていたリチャードに車のキーを投げ、(口座凍結のため)家の中の現金を持って家を出ろとすすめる。
ダフィーはDEAをクビになり、リーチャーと別れ、テレサを彼女の祖母の家へ連れていく。ビジャヌエバは引退し、妻と残りの人生を過ごすことを選ぶ。
リチャードは、リーチャーのアドバイス通りに、ついに家を出ていく。
リーチャーもバイクに乗って出発する。

~おわり~

 



ひとこと

シーズン3も見ごたえある内容だったが、最終話はほぼリーチャーvsポーリーになった。クインは“悪魔”だが、腕っぷしは弱いため、あっけない終わり方だった。
続編(S4)は、今年の夏から撮影スタート。
今度はどんな敵が現れるのか?そして、ヒロイン役は誰なのか?今から楽しみです。

 

 


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