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デーヴ Dave (1993)

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デーヴ (字幕版)

引用:WOWOW
ワシントンDC。小さな人材派遣会社を経営するデーヴは、ミッチェル大統領と見た目がそっくりなのをシークレットサービスに見込まれ、大統領が浮気している間の影武者をすることに。ところが大統領は浮気相手と遊んでいる間、脳卒中の発作を起こし、デーヴは影武者から降りられなくなってしまう。しかもミッチェル大統領の側近たちはこの非常事態を利用。ミッチェルを大統領の座から引きずり落そうと陰謀を張り巡らせていき……。

以下、ネタバレ注意。

 

Thank you, Mr. President.

Thank You Mr. President: Helen Thomas at the White

この映画にはシュワちゃん他、多くのハリウッドスター、米国議会議員、政治評論家が本人役で出演しているが、個人的にはジャーナリストのヘレン・トーマスさんを紹介したい。
記者会見場でいつも最前列に座り、「ありがとう、大統領閣下」と述べていた人物。
映画の中でも最前列に座り、“Thank you, Mr. President.”と言っている。

カムデン・ヤーズでの始球式

映画の名シーンのひとつ、カムデン・ヤーズでの始球式。
1992年8月3日に撮影されている。
この日、ボルチモア・オリオールズは、デトロイト・タイガースと対戦し6-3で勝利している。

ネタバレあらすじ

大統領のそっくりさん

人材派遣会社を経営しているデイブ・コーヴィックは、大統領のビル・ミッチェルにそっくりな男性で、副業で大統領の物真似をしていた。
ある日、デイヴはシークレットサービスから、大統領の影武者になってほしいと依頼される。

 

大統領倒れる

デイブを雇ったのは、安全上の理由と聞いていたが、実は大統領が不倫相手の女性(ホワイトハウスの職員、ランディ)とお忍びで会うのが目的だった。
デイブは無事、自分の仕事をやり終えるが、同じ頃、不倫中の大統領が脳卒中で倒れ、意識不明の重体になってしまう。

 

首席補佐官の悪だくみ

首席補佐官のボブ・アレクサンダーは、大統領の病状を隠し、デイブに大統領のふりを続けさせようと思いつく。
そして、ゲイリー・ナンス副大統領を偽スキャンダルで辞任に追い込み、デイヴに副大統領に任命させ、さらに大統領になろうと目論んでいた。
大統領報道官のアラン・リードは、躊躇しながらも、彼の案を受け入れ、記者団に経度の脳卒中で問題ないと報告する。


生まれ変わった大統領

公務に復帰した大統領(デイヴ)は、その明るさと人柄で人気が高まり、脳卒中後に生まれ変わったのではと評されるようになる。
大統領夫妻の実際の関係は悪化していたが、ホームレス保護施設での大統領(デイヴ)の対応を見て、夫人(エレン・ミッチェル)の気持ちは軟化するが、ボブが保護施設への補助金の法案を邪魔したことで、大統領(デイヴ)は夫人から激怒される。
デイブは、友人の会計士マレー・ブラムをホワイトハウスに呼び出し、保護施設への補助金を捻出するための策を練り、翌日には閣僚と協議し、補助金を復活させる。

 

秘密の病室へ

保護施設を救ってくれた夫が別人であると確信した大統領夫人のエレンは、大統領(デイブ)に鎌を掛け、偽物であると認めさせる。
エレンは、デイヴに夫に会いたいと頼まれ、護衛官のデュアン・スティーブンソンに、ホワイトハウスの地下にある秘密の病室に案内させる。
大統領は昏睡状態で、回復の見込みが無い事を知らされる。
2人はホワイトハウスから出て、2人きりで夜を過ごし、恋に落ちる。
デイヴはエレンから、ファーストレディーとして社会に貢献するために、幸せな結婚生活のふりをしていたことを聞かされる。

ボブとの戦い

翌日、大統領(デイブ)はボブに相談せず記者会見を開こうとし、ボブはデイブが命令に従わなくなったことに激怒する。
デイブは首席補佐官のボブを大統領として解雇し、激怒するボブに、もし邪魔すれば、大統領のなりすましについて報道陣に全て話すとボブを脅す。
記者会見で、大統領(デイブ)は、首席補佐官の辞任と、すべてのアメリカ人に仕事を与えるという画期的な計画を発表する。
クビにされたボブは、大統領のスキャンダルを暴露し、大統領選に出馬するための準備を始める。

 

副大統領との和解

大統領(デイブ)は、本物の大統領と首席補佐官だったボブが、副大統領に罪をなすりつけようとしていたことを知る。
大統領(デイブ)は、副大統領と2人きりで話し、彼が次の大統領にふさわしいと考え、計画を練る。

 

上下両院合同会議

大統領(デイブ)は、上下両院合同会議において、ボブの主張が真実であることを認めるが、ボブが疑惑に関与していたことと、副大統領が無実であることを証言する。
大統領(デイブ)は、副大統領と握手し和解し、国民に対して謝罪している途中で、脳卒中のふりをしてその場に倒れる。
その後、救急車で病院に運ばれる途中で、本物の大統領と入れ替わることに成功。
親しくしていた護衛官のデュエイン・スティーヴンソンから、別れ際に「君のためなら死ねる。」と言われ、握手をして人知れず立ち去る。

 

ラスト

こん睡状態の大統領に代わり、副大統領が大統領代理となる。
大統領の逝去後、大統領となったナンスは、デイブが考えた雇用計画を実行する。
ボブや前政権関係者数名が、起訴されることに。

元の生活に戻ったデイブは、友人のマレーと職業紹介書のスタッフに協力してもらい、ワシントンD.C.市議会議員に立候補する。
ある日、エレンが事務所に現れ、2人はデイブのオフィスで熱いキスを交わす。
2人の様子を見つめるスタッフらの視線を感じたデイブは、部屋のシェードを閉める。
その後、選挙バッジをつけた護衛官のデュエインが、オフィスのドアの前に立ちはだかった。
~おわり~

 

ひとこと

久々に良いコメディを観た。
これぞ、ハリウッドの娯楽作品!
クリントンオバマもこの作品のファンだという。
32年前の作品とはいえ、今でもじゅうぶん楽しめる名作だ。
キャスティングも素晴らしく、ストーリーもわかりやすくて面白い。
友情や恋愛のシーンに感動させられる。
まだ観ていない方は是非!



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